ヴィッセル神戸第24節8/26川崎フロンターレ戦試合速報
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浦和戦の勝利の余韻に浸る間もなく中2日でホームに川崎フロンターレを迎えての第24節。
コロナの影響で本当は今季13試合目なのですが、日程の関係で前に入れ込まれた試合なのでシーズン初めに組まれた節番号での表記となっています。

負けではないのですが、一度リードしていただけにあと1本のゴールが生まれれば勝てたという後味の悪さが残る試合でした。ただ、神戸の得点シーンは非常に質の高いパスから生まれたゴールでした。失点シーンも神戸のミスというより川崎の個の力と組織の融合から生まれた失点ということで、悲観するものではないと思います。

両チームとも前半に体力の70%をスタメンの選手は使ってしまった様な鬼気せまる前半の攻防でした。

それだけに後半が本当に体が重そうな試合でした。

それから、ドウグラス選手が通算50ゴールをあげたということで表彰され、先日8/19柏戦では100試合出場を迎え、メモリアルタイムが続きました。これからのますますの活躍に期待がかかります。

スタメン&フォーメーション

今節もイニエスタはけがのため欠場でした。前節でイニエスタを欠いた神戸は長短おりまぜたパスを見事につなぎ勝利したので、イニエスタが欠場しても行けるという自信はあったと思います。フォーメーションは予想通り4バックスタートでした。最初に点をとって後は3バックに変更して守りきる予定のフォーメーションだったと思います。

FW 古橋 ドウグラス 小川
ハーフ 安井・山口
WB サンペール
SB 酒井 大崎・ダンクレー 西
GK 飯倉

前半ハイライト

今節は前半が全てだったと思うような、緊張感のある試合運びでした。

川崎のキックオフで始まりますが、前半3分いきなり神戸にチャンスが訪れます。ドウグラスの打点の高い豪快なヘディングシュートが放たれますが、おしくもバーのわずかに上でした。

その後は一進一退の攻防が続きますが、前半23分川崎の大島が山根とのパス交換から一瞬横にスライドしてできた隙間をピンポイントで狙いシュートを放ち、これが左隅に決まりました。これに関しては、神戸のミスというより大島のすごさと言うしかないシュートでした。これを何本もやられたら何点も入ってしまうだろうなという好調川崎の強さを垣間見る一撃でした。

しかし、このまま終わらないのが調子を上げてきている神戸です。大島のゴール後すぐにプチ作戦タイムと言える飲水タイムがあったのがよかったのかもしれません。

飲水タイム後、前半29分川崎陣内で左サイドのパス交換で山口が右サイドから走りこむ西へピンポイントのクロスを上げ、走り込んだ西がゴール右を狙い済まして軽く合わせて同点ゴールです。西の走り込みからの落ち着いたシュートといい、山口の絶妙なタイミングでのピンポイントクロスといい完璧に相手の裏をついたゴールでした。
西の神戸移籍後の初ゴール。おめでとう!素晴らしいです。

その後は再び一進一退の攻防が続き、このまま終わるかという前半41分についに待望の神戸の追加点が生まれます。ダンクレーがPA手前までボールを運び、川崎のマークが来ない一瞬の隙をねらい、ドウグラスへのピンポイントクロスを上げドウグラスがヘディングで右上隅へ見事に決めついに勝ち越します。

残り時間、最後にフリーキックを与えてしまいましたが、神戸は自陣の危ないボールは全てピッチ外へ蹴りだし、つなぐことよりも安全に攻撃を切る選択をし何とか無事前半終了。

後半ハイライト

前半でかなり体力を消耗した両チームは高い位置でのプレスがあまりきかなくなり、カウンターで得点を狙いにいきましたが、いずれも精度を欠き得点とはなりませんでした。
フレッシュな選手を入れて打開をはかりたい神戸は後半12分小川に代えて小田をピッチへ送り出します。

後半17分にドウグラスがヘディングでの競り合い後の着地で足を痛め倒れこみましたが、自分で立ち上がりピッチ外へ出て、藤本と交代します。また、安井に代えて佐々木をピッチへ送り出します。
後半26分には相手GKのクリアミスのボールを拾い小田がシュートを放ちましたがゴールのわずかに右にそれました。初ゴールかと思うようなおしい一撃でした。

ボールを保持していた神戸でしたがシュートに持ち込めなかったボールを奪われ、PA前の混戦で川崎の旗手が胸トラップから見事なダイレクトボレーを決め神戸は追いつかれました。

後半40分には山口が得意のPA前から相手DFから離れるように自らの頭を超えて反対側に行くように絶妙なトラップでボールを操りそのままボレーを放つもDFに当たり、CKとなりました。

このCKを佐々木が蹴り、ダンクレーが蹴りこみましたがバーに当たりゴールなりません。

後半44分に古橋に代えて初瀬をピッチに送り出します。パスセンスがあるのでそこに期待で送り出されたと思います。前節の浦和戦のようなGKとDFの間を通すような鋭いグラウンダーのクロスを上げますが、藤本がわずかに届きませんでした。

アディショナルタイムは5分ありましたが、どちらにも得点は生まれずこのまま試合終了となりました。

まとめ

今回は前半で終わってほしいと思えるような質の高い前半戦でした。もちろんそこで終われば勝ちということもあるのですが、連戦の疲れもあり選手の運動量が極端に落ち、後半送り込まれた選手へのサポートがあまり無かった様に思うからです。これからの過密日程では選手の体力をどの様に温存し回復するかが鍵ですね。観客の立場からすれば、少しでも長く試合を見たいのはもちろんですが、選手の怪我につながるようなことは誰も望みません。あまりにスケジュールが過密な場合は試合時間を前後半合わせて10分程度短くしたり、そもそもの試合数を少なくするなど運営側も臨機応変に対応する必要があるのではないでしょうか。

次節に向けてドウグラス選手、イニエスタ選手、フェルマーレン選手の怪我の具合が気になります。
また、怪我明けの古橋選手の調子が上がって来ることを願っています。まだ、本調子ではないように思います。

小田選手の初ゴールを待っています。とにかく自分で打つ意識を持って前に進めば必ず決まる時が来ます。失敗を恐れずのびのびがつがつとやってほしいです。

安井選手はレギュラーとして十分活躍できることをこの2試合で証明しました。過密日程ではイニエスタ選手の代わりとして安井選手、郷家選手があげられるでしょう。

さて次節13節は8/29(土)18:00もノエスタで横浜Fマリノスを迎え戦います。どの選手が活躍するか楽しみです。