ヴィッセル神戸11/8(日)第28節横浜FC戦試合結果速報
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華麗な連携での崩しから先制しながらすぐに追いつかれ最後の最後にレジェンドの登場の雰囲気にやられた試合でした。相変わらず失点の多さに課題が残る試合となりました。これで2連敗。今季のヴィッセルはアウェイ戦の方が勝ち星が多かったのですが、とうとうそれも無くなりました。この流れをどう断ち切るのか三浦監督も頭を抱える結果となりました。

スタメン&フォーメーション

怪我なのかコンディション不調なのかわかりませんがFWでは古橋、ドウグラス、DFではフェルマーレン、ダンクレーら4人はベンチ外となり、FW、DF陣ともにがらりと変わって臨んだ横浜戦。ACL戦も睨んだ新たな選手起用に監督の若手の育成の意図が汲み取れるスタメンとなりました。一方フォーメーションは山口をアンカーに置く4-1-2-3に回帰しました。

FW 佐々木 藤本 小川
ハーフ イニエスタ・郷家
WB 山口
SB 酒井 渡部・山川 西
GK 飯倉

前半ハイライト

神戸のキックオフで試合開始
メンバーががらりと変わったところで連携面はどうかと思いましたが、メンバーが変わってもポゼッションサッカーは変らずできていたと思います。前半9分で早々に西からのパスに抜け出した小川からのマイナスの折り返しに郷家がボレーシュートで絵に描いたようなきれいな崩しでの先制ゴールで幸先のよいスタートとなりました。
しかし最近の神戸のパターンとなっているのが、先制点はとても華麗に決めるのですがその得点の後が続かず、試合の流れを持っていかれ失点を重ねてしまうというものです。
今節もそのパターンにきれいにはまってしまいました。得点後、わずか2分後に早くも失点で試合は振り出しに戻りました。得点後の一瞬の出来事でクリアミスからの失点はもったいなかったですね。
前半はその後ボールはいつも通り神戸が握りつつも、カウンターの勢いは横浜にありおされ気味となり神戸はこれといった決定機も演出できずに終わりました。

後半ハイライト

横浜のキックオフで試合再開
後半開始後、イニエスタがボールを持つ時間が増えチャンスを演出し自らもシュートを放つもブロックされてしまい、好調時の精度があまり見られなかったように思います。PA前でイニエスタがスピードに乗ってボールを持つと期待感が最高潮になるのですが、そこでゴールという結果につながらないというフラストレーションのたまる試合展開でした。
後半28分とうとう三浦監督が動きます。藤本に代えて田中、小川に代えて小田をピッチに送り込みます。ポジションは小田が左に佐々木が右に変更、田中はそのまま藤本の後に入ります。
小田が加入後すぐさま左サイドで鋭いドリブルから中へカットインしそこからゴール右のファーサイドを狙った思い切りのいいシュートを見せますが、枠をとらえきれずノーゴール。でも、若者らしい思い切りのいいプレーでよかったと思います。
後半33分には今度は横浜が一美、中山とつなぎシュートするも飯倉が右へ横っ飛びしながら足でボールを触り、わずかに枠外へ弾くビッグセーブで魅せます。
後半34分、今度は佐々木に代わって安井がピッチに送り込まれます。
その後、田中がイニエスタのパスを受けシュートするもオフサイドの判定。わずかにゴールに届かず。
小田が再度シュートも枠外
イニエスタ、田中とつなぎ田中からのマイナスのクロスに安井がシュートするも当たりそこねキーパー正面。決定機でしたが残念。
時計が進みます。
そして後半42分横浜にキングカズこと三浦知良が登場し、ピッチの雰囲気を持っていかれました。出場前からピッチ外で飲水タイムに積極的に声をかける三浦選手の姿は映し出されていましたが、とうとうピッチに登場し最年長出場記録を更新します。
この雰囲気に後押しされる形で一美に代わって三浦選手と同時に投入された横浜の瀬沼がゴールライン際で粘りのボールキープを見せ、それを安永にパス。これを19歳の安永がゴール左隅に鋭く蹴り込み、ゴール。決勝点をあげられついに神戸は逆転されます。
その直後、今度は神戸の若手2人、小田から安井へのつなぎから安井が鋭いシュートを放ちますが、ポストに弾かれノーゴール。
横浜と違い決定機を決められなかった対照的なシーンでした。
その後、神戸は勢いに乗って果敢に攻めましたがおしくもそのまま試合終了。

まとめ

試合結果

1-2

ピッチに出てくるだけで雰囲気を変えることができる選手がいますが、三浦知良選手はまさにその役割を担っている選手です。後半残りわずか3分で出場し、ピッチの雰囲気を作り上げ味方を鼓舞し得点に結びつけたと思います。神戸としては痛い連敗となってしまいましたが、日本のレジェンドの威光に圧倒され勝負に対するこだわりを削がれた感があります。三浦選手の登場までに決定機を決め切れなかったのが敗因ですね。

残り試合数はあと4試合です。全勝でも積み上げられる勝ち点は12。昨季と同じ順位にいけるかどうかも怪しい状況になってきました。それでも、最後まであきらめずにボールを追いかける姿勢を見せてもらいたいですね。その姿が見ている者に感動を与えます。次節は中2日で乗りに乗る強敵、ガンバ大阪です。ジャイアントキリングを見せてほしいですね。